有名予備校講師の授業が自宅で受講できる、インターネット自宅学習システム
【e点ネット塾】
ネット塾は年々新たなコンテンツが出てくる正にこれからの学習スタイルですが、
しかし、まだまだ認知度は低いと言えます。
親御さんの大部分は「やはり学力アップなら塾に…」と思われる方も多いかもしれません。
我々My塾セレクト編集部でもネット塾の大部分は、通常の塾と異なり、
比較的勉強が苦手…、という方向きに設定されているものが多いと感じています。
今回ご紹介するe点ネット塾は、派手な学習管理機能はありませんが、
講義数や問題数では他と引けを取らないシステムで、
学力差を問わず利用がしやすいです。
今回はMy塾セレクトから見た目線で、e点ネット塾をご紹介していきます。
何故塾の月謝は高いのか?
現在中学1年生から3年生までの年間平均が、公立で約20万強、私立で約14万円前後だそうです。
私立が低いのがやや意外ですが、これには理由があって、私立中学に通うご家庭では、塾にかける費用が0円という所も多いからで、
小学生や高校になると、私立に通うご家庭のほうが断然費用は上がるようです。
上記からも分かるように塾の費用は大体月にして1.7万円程度かかるようで、家計的には決して安い金額ではないと思います。
ではどうして塾の月謝はこんなにも高いのか?
長く塾経営に携わってきた我々の経験から言えることは、塾の多くは場所を借りて出店しているため、
その地代と人件費といった経営資金にかかわるものが費用を上げてしまっているからです。
例えば先生の所得が35万円として、持ち生徒数が30人とします。
生徒が払う月謝が先に書いた平均1.7万円とすると、売り上げは51万円となります。
経営的な視点でざっくりと書くと、先生の所得の2倍は売り上げが無いと厳しいのが塾運営なので、この生徒数だとちょっと厳しい感じです。
当然上記例は一つの目安ではありますが、
よく言われることとして、通常の月謝は運営資金に充填され、講習会でやっと収益となるという事で、
一人当たりの授業人数が極端に大きかったり、地代が極端に安い(例えば自宅開放をしている塾など)という事が無ければ、
月謝がそれなりの価格になってしまうのは当然ではあります。
費用が安いとサービスは?
塾の費用が高めになっていることは分かったとして、では安いとサービスはどうなのだろうか?
これを紐解くために、塾を運営する上で必要なものをまとめました。
■塾のサービス内訳
サービス |
授業/環境提供(自習室など)/映像コンテンツの提供
|
物販 |
教材/テスト
|
運営 |
セキュリティ対策
|
授業
授業の質は塾のサービスの要です。どういう形態でやっても、運営上必要なのは一人の先生に対し、何人の子どもを教えているのかが、
サービスの見極めとしては必要です。
例えば家庭教師はマンツーマンで行うため、月謝は高くなります。
塾も同じ理屈で、先生一人当たりの持ち生徒数が多ければ、質が悪くなるのは当然です。
そのため、最近の塾では、先生の授業のほかにネットを活用したコンテンツの提供を行う事で持ち生徒数を増やし、
そのために落ちた品質をカバーしていく傾向にあります。
物販
物販としての教材やテストはその塾のレベルをはかる物差しです。
大抵の塾では、業者から教材やテストを買い付けており、その差額で利益を上げて行こうと考えるせこい塾はほぼ無いと思います。
物販についてはそれ自体が塾の経営を圧迫するという事は、よほど勘定ができない人が塾を運営していない限り
ありません。むしろ教材自体を他の塾との差別化に利用することが多いため、月謝への価格反映も基本はありません。
運営
運営面とは、例えば塾におけるセキュリティ対策として、メールで生徒の帰りを親に知らせるサービスなどを行う場合、
当然ながら百数十円程度の月謝負担がかかわってきます。
また月謝徴収などで集金代行を利用する際にも同様に月額費用が上乗せされているはずですので、便利な分費用は上がります。
その他塾を運営していく中で、教育サービスの質とは関係のない部分が運営の位置づけです。
最近では夜遅くに子どもを塾にやるため、セキュリティーを意識したサービスが多くあり、
こういったことに塾の費用がかかってしまうと、本来受けるべき教育サービスとは違う所で費用がかさんでしまいます。
安い費用とサービスの関連
上記からも分かるように、実は塾の月謝は先生一人当たりの生徒数以外で、実際の教育サービスとの関連性は実はありません。
良い塾だから高いという構図は、多分「大きいので金銭や時間の面で体力があり、いろんなサービスがある」ということで、
本当に教え方が上手な先生かどうかは別物です。
実際には先生方も模擬授業という形で練習をしている場合が多いので、
大きいところほどそういった先生自体の教育に時間をかけることができるという側面はありますが、
大部分の塾はむしろサービスを増やすことで質を上げているのが実情です。
「e点ネット塾」の利点
これまで書いてきたように、塾のサービスと費用とは必ずしもイコールではないことが分かったと思います。
最近ネット塾が注目されているのは、実はサービスを受けられる方々ではなく、
塾の運営側として、地代と運営費用が掛からないメリットがあるため、純粋に動画やアプリのような教育コンテンツに
費用をかけやすいという点にあります。
つまりサービスを増やすことで、生徒を取り込むという事です。
ここがパソコン塾と学習塾の違いといってよいでしょう。
しかし、腑に落ちないのはパソコン塾が教育にかかる経費をかけやすいとして、
何故塾と同じくらいの値段のパソコン塾が多くあるのでしょうか?
これはいろいろ理由はあるとは思いますが、オリジナルの場合は開発費です。
コンテンツを一つこしらえるのに数百万円、数千万は当たり前のため、投資した分の回収費用が発生します。
ここでやむを得ず価格が上がってしまう原因になっている場合があります。
こういったお話を踏まえて今回ご紹介する「e点ネット塾」はどうなのか?
以下にあるパソコン塾との比較を載せます。
項目 |
費用 |
教材 |
コンテンツ |
A塾 |
中学生:1.2万円 |
塾用教材 |
動画1万本以上 |
B塾 |
中学生:1.0万円 |
オリジナル |
PC教材提供 |
e点ネット塾 |
中学生:4000円前後 |
オリジナル |
動画0.5万本 |
A塾の場合は、戻り学習用の小テストや、先生からのフォロー、学習の管理システムなどがあり、コンテンツは充足にありましたが、
やはり塾と同等程度の場合は、そのコンテンツの豊富さが押しになっているようです。
しかし「e点ネット塾」は動画の量はやや少ないですが、コンテンツ量も引けをとらないことが分かります。
費用面で相当抑えられているというのが正直な印象です。
パソコン塾で求められるものはコンテンツの使いやすさやコンテンツ量です。
「e点ネット塾」他のパソコン塾とそん色のないコンテンツを抱えており、
動画コンテンツだけではなく先生への質問やセルフノート機能に代表される補助機能が充実しています。
勿論テストの対策や学力診断テストも実施しているので、トータルな学習サポートが期待できます。
e点ネット塾
そして一番の強みはこれだけのコンテンツを持ちながら、圧倒的に価格が安いという事です。e点ネット塾